Q.E.D.CLUBの建物を出たすぐ右手には新富士遺跡という富士塚の記念碑が
あります。
江戸時代、お伊勢参りと言って一生に一度伊勢神宮をお参りしたり、
聖なる山、富士山を登山する信仰があったそうです。
当時は交通機関もなく富士登山は何日もかかるため、富士山の溶岩石を埋め、
その上に人口の富士山=富士塚をつくり、季節ごとにお参りをし、富士山の神聖なパワー
にあやかるという文化がありました。

↑広重の「目黒元不二」

都内に１０か所ほどあった富士塚のひとつが、このQ.E.D.CLUBの横にあり、
今でいうパワースポットのような存在で、江戸の名所だったそうです。

↑広重の「目黒新富士」

毎年、都市学の研究をされている大学教授の方が生徒さんを連れてレストランに
お越しになります。
その教授は、「こんな縁起の良い場所にレストランがあるなんてすばらしいですね。」とおっしゃって
いました。
江戸時代から続く縁起の良い場所で夫婦の始まりとなる結婚式を行うなんて、とても素敵な
ことですよね☆