COLUMN

コラム


アート
2025.10.02
Art is….

QED CLUBには、ルノワールや、ピカソ、藤田嗣治など、長い時を経て、
なお人々に愛され続けている芸術家たちの作品のみならず
ヤング&カミングなアーティストの作品や、コンテポラリーアートも所蔵し、
ここを訪れる皆様の、インスピレーションの源となり
そんなアートが飾られたこの場所で過ごす時間が、皆様にとって、
豊かな時間となることを、望んでおります。

書店に行くと、たくさんの、分厚く、小難しい(失礼)芸術論の本が並んでいますが、
私が最も衝撃を受けた、アートの本は、こちら。

『13歳からのアート思考』
ダイヤモンド社
末永幸歩(2020年)

古典から現代に脈々と繋がるアートヒストリー、
アートを鑑賞するということ、アート的思考の意味。
それを13歳でも分かる言葉で書かれた、すごい本です。

「アート」とは、植物の「花」(表現)だけではなく「興味のタネ」「探求の根」からできていて
アートにとって重要なのは、時間的にも空間的にも大部分を占める「探求の根」。

特に現代アートを理解するには、根の部分に注目する必要があります。

写真の登場により、写実的表現のみに囚われる必要のなくなったアート。

「目に映るとおりに世界を描く」という目的からアートを解放した。マティス。

20世紀の代表的なアーティスト、ピカソが乗り越えたと言われる、正しい描写(遠近法)という概念。

具象物が描かれていない絵という、表現の花を咲かせた、カンディンスキー。

そして、「最も影響を与えた20世紀のアート作品」と言われる、デュシャンの便器の作品は
「アート=美」という概念を破壊しました。

「アート思考」とは「アート的なものの考え方」。

『自分だけのものの見方』で世界を見つめ、『自分なりの答え』を生み出し、
それによって『新たな問い』を生み出すことに他なりません。

IT技術の急激な成長により、目まぐるしいスピードで変化していく答えのない、この混沌とした時代にこそ、
必要且つ大切な思考だ、というのが筆者のメッセージ。

簡単な言葉で書かれているけれど、 何度読んでも発見のある本です。

ぜひ、皆様も書店で見かけたら、手に取ってみてください。

ブライダルフェアに参加しませんか

挙式やプランについて説明会や各種イベントも開催。ブライダルフェアページよりご予約の上、ぜひお気軽にご来館ください。

ブライダルフェアのご予約はこちら
見学・ご相談はお電話でもお気軽に
tel 0120-367-388

(ブライダルオフィス)

お急ぎの方はこちら
tel 03-3711-0770